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  • c-mitomi

売りたいものを売っていませんか…?

更新日:2022年4月17日





今年に入ってから弊社宛に壁打ちのようなライトなご相談(ちょっと話してみたいetc)

もよく頂いているのですが,相談者の方々に共通する1つのポイントがあります。




(もちろんプライバシーは保護した上でまとめておりますのでご安心ください。)


このブログはこのような方におすすめです。


.受注側から発注&発信側になり自社のブランド開発を始めた方。


.アパレルのオリジナルブランドで利益を出したい方。


.アパレルのモノづくりは大体わかるけれど、1からブランドづくりをしたことがない方。




それらを分析した結果、このポイントを特に注意しながら自社ブランドを開発していくと、

まず大きな失敗は防げる確率が高まります。



答えは至ってシンプルです。ブログのタイトルにもあるように


いつの間にか売りたいものを売っていませんか…?



ということです。下記あるメーカー様A社からのご相談です。



弊社はコットン素材が特に得意。開発もできる。今まではアパレルブランドからの発注を待つ側だった。

しかし年々受注量が減っている。なんとかしたい。

大手素材メーカー〇〇や✖️✖️のような自社の素材ブランドあるいはブランドを打ち出して、

受注量を増やしたい。

何か開発やなど力を貸してもらえないか。



という内容です。会社は違えど、同じような悩みをお抱えの方もいらっしゃるかもしれません。


弊社としても何かできればと思ったのですが、そもそも毎年ウールの価格が高騰しており

またアイテムもかなり限られてしまいます。



せめて+機能などプラスアルファするか、軽量化を進めたり、素材開発やカラー提案、

デザインなどでご協力できればと思ったのですが

今ある自社のものから大きな変更はしたくないとのことでしたのでこの時は一旦ご相談のみになりました。


もちろん、今の事業を続けながら新しい仕掛けをするのは容易ではありません…。

時間もお金もかかります。




一旦自分達の今までやってきたことを脇におく。

どうしても自分達のやってきたことで事業を広げたくなるのですが、

お客様は残酷なほど正直です。欲しくないものは安くても購入しません。




知名度やリピーターのいないうちはマーケットの隠れたニーズを汲み取り

愚直に開発を続けていくしかありません。


これは戒めを込めてなのですが、正直な気持ちです。


現在、都内の専門学校でブランドづくりの講師をさせていただいているのですが、

偶然にも同じ現象が起こっています。

自分のやりたい事作りたいもの(もちろん重要ですが)をそのままマーケットにぶつけているパターンです。



もちろん自分も学生時代はそのような傾向だったので痛いほどわかります。

しかし現実はそこまで甘くはないです。

これかっこいい!どうですか?買いませんか?ではもう売れない時代。


売りたいもの売りやすいものをやろうとしてないか?は常に自身に問いかける。

常に視点は購入してくださる未来のリピーターのお客様視点を死守する。



これだけでかなりの損失は防げます。




少し話は戻りますが、ではA社様のような悩まれている会社様、

経営者の方はどのようにブランド開発をしていけばいいのか…?

ご支援させていただいて軌道にのりつつある複数の会社様の例をご紹介すると、


❶まずは通常業務と新規事業は分ける。できればメンバーも変える。


❷新規事業に有能な外注(ディレクターやデザイナー)を加えて自社では出てこない新しい風を入れる。


❸期間を決めて(1−2年)少しずつ金額を大きくしていく。

小さく始めるが、❷の外注費は少し高くてもプロの知見を取り入れるために削らない。





この3つは必ず押さえていらっしゃいます。

特に❷に関しては外注だからといって丸投げせず、しっかりと自社の現状や課題(問題点も)

率直に将来的に会社をこうしたいというビジョンも早い段階で外注パートナーに共有している点は

外せないポイントです。



とはいえ、なかなか❷に関してどのように依頼していけばいいのか…?

以前書いたブログにまとめております。



フリーランスへの仕事の依頼の際失敗しない6つのポイントhttps://www.akimjapan.com/post/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%B8%E3%81



まずはこの辺りを押さえて打ち合わせしていただき、スムーズにストレスなくコミュニケーション取れれば

かなりの確率でお願いしても大丈夫です。


テイストなどは個人的にバラツキがありますので基準が難しいと思います。

しかし仕事のできるディレクターやデザイナーはある程度幅広いテイストに対応することが可能です。


もし取引前に過去の資料やポートフォリオを確認する際にいろんなテイストのものが見たいと

リクエストするといいと思います。(あくまでも参考までに。)


弊社ではアパレルデザイン~コンサルまでをサポートさせていただいております。

ご相談いただければ、弊社はもちろん弊社と取引のあるさまざまなディレクターや

デザイナーでご依頼にマッチしそうな方をお繋ぎだけすることも可能です。


注…お繋だけの場合細かい内容やご契約に関しては担保しかねます。


ご相談は30分無料で行っておりますのでもしなにかお困りごとがあれば


HPの問い合わせからご連絡いただければ2営業日以内にご返信させていただきます。


https://www.akimjapan.com/contact


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それではまた!

Mitomi.


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