お客様目線で感じたとあるブランドの違和感
日々ブランディングのリサーチをする際はなるべくお客様目線を大事にしています。そしていいところと、ちょっと引っかかる違和感両方みるようにしていて、
特に違和感を覚えてアイディアとして記録するようにしています。
今日はそんな違和感についてお話ししていきます。

何気なくブランドの発信を浴びるように見ているのですが(なるべくフラットに)
いい意味で”お?”と引っかかるフェムテックブランドの発信があったのでこちらに記録しておきます。
皆さんはフェムテックというジャンル、ご存知でしょうか。
“フェムテック”とは、フィメール・テクノロジーの略
「女性が抱える健康問題をテクノロジー(技術)で解決するサービスやモノ」を指しています。
生理用ショーツやナイトブラ、数々のグッズが登場。ポップアップも増えました。
世界的にも市場が伸びており、日本でも商社や大手企業も乗り出してきました。
WWDだけでもかなりの頻度で情報が飛び交っています。
今後138兆円規模にまでに成長するとの見方も。
そんな注目のジャンルで、とある女性向けのおしゃれな尿漏れ対策ショーツのブランドがありました。
個人的にも好きなブランドだったので楽しみにしてインスタライブを見ていたのですが、
何かおや?と引っかかるポイントがあったのです。
ブランドの名前は伏せますが、
ターゲットや打ち出しのイメージ写真はミドルエイジ~の大人っぽい女性。
ライブをしている女性が韓国系メイクでかなり若く感じられ、ライブ中に着用している服も大学生のような
甘目のカジュアルなデザインだったことです。
また言葉遣いも友達に使うような言葉で落ち着きが感じられなかったことがブランドの理念やイメージとかけ離れていると感じました。
その女性自体は終始笑顔だったし、声もはっきりと活舌良い感じだったので印象はよかったです。
事前にヘアメイクでブランドの世界観に近づけられたのでは…と少し残念でした。
もしブランドとして発信するのであれば、
ブランド=自分自身くらいのテンションでそのあたりにも気を配っていきたいなと思いました。
例えばハイブランドやそこそこお高いお店で個人情報を記入する際に渡されるペンがコンビニの100円くらいのペンだとかなり違和感ありませんか…?
ブランドに関わる全ての人&モノ&発信=ブランドそのものを体現するものととらえて、
提案していきたいな!と思った出来事でした。
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Mitomi.